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Key(調)について
Key(調)とは?
クラシック、ポップス、ロック、ジャズ、フュージョン… 世の中には多くのジャンル、数え切れない程の曲が存在しますが、
ほどんどの場合、それらの曲にはKey(調)というものがあります。
小学校の音楽の授業で習った「ハ長調」や「イ短調」といったものです。 通常はこれらを英語で「Cメジャー」だとか「Aマイナー」と呼びます。
まずは最も基本的な、ダイアトニック・スケールについて解説しましょう。
ex.) Cダイアトニック・スケール

いわゆる「ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド」ですね。
ピアノの白鍵だけを使って弾ける、シンプルなスケールですが、 これをギターで弾くにはどうすればよいでしょう?
それでは、ギターの指板で押える位置を確認してみましょう。

ちょっと分かりづらいでしょうか?
これではどうでしょう?

白鍵だけで弾けるピアノとは違い、
押える位置の間隔が一定ではないのがお分かりでしょうか?
そうです。ダイアトニック・スケールに限らず、スケールというものは
ある規則性を持った音の並びによって構成されているのです。
ギターという楽器は1つのフレットが半音単位で並んでいるので、
上の図の例では、「全音 - 全音 - 半音 - 全音 - 全音 - 全音 - 半音」
となっていることが分かるでしょう。
この並びで構成されるスケールがダイアトニック・スケールなのです。
そして、起点となる音がC (ド)であることから、 上の例は Cダイアトニック・スケール と呼ばれます。
同様に、基準となる音をD(レ)として、D(レ)を起点に
「全音 - 全音 - 半音 - 全音 - 全音 - 全音 - 半音」の並びで
音を並べたものがDダイアトニック・スケールとなります。
このように、起点となる音が何であるかによって呼び名が変わってくるのです。
ここで、Cダイアトニックスケールで構成される曲、「かえるのうた」 を例にみてみましょう。

それでは、Dダイアトニックスケールに Key を変えてみると、どうなるか試してみましょう。

これらを弾き比べてみてください。
指の動き (運指) がまったく同じになりますね。
これが、ギターという楽器の大きな特徴です。
ピアノでは、Cダイアトニックスケールが白鍵の音だけで構成されているのに対し
Dダイアトニックスケールだと、黒鍵の音も含まれてきます。
したがって、若干指の動き(運指)が変わってきます。
ex) ピアノの鍵盤上でのCダイアトニックスケール
ex) ピアノの鍵盤上でのDダイアトニックスケール
それに比べて、ギターの場合は、指の動きをまったく変えずに基準となる音、
フレットの位置をずらすだけで、容易にKeyを変えることができるのです。
ex) ギターの指板上でのCダイアトニックスケール
ex) ギターの指板上でのDダイアトニックスケール
ピアノという楽器は、基本的にCの音を基準に鍵盤の配列が成り立っており、
ギターのように、基準音をずらしてKeyを変えるということがしづらいのです。
その反面、ピアノの場合は、鍵盤を見ればどれがどの音かを瞬時に判断することができ、
その点がギターとは異なります。ギターの場合は、フレット上での音の判断がしづらく、
それがギターの難点のひとつといえるでしょう。
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